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住宅ローンはネット銀行を利用すると安くなる?

2020年01月28日

マイホームを手に入れる方法として、現金で支払うことができる人はほとんどいません。大概の場合、住宅ローンを組むことになります。高額で長い期間借りることになるので多くの条件があり、厳しい審査を受けなければいけません。

住宅ローンはどこで組んでも同じと言うわけではありません。各金融機関がそれぞれ金利を設定していて、その割合は異なります。多くは日本銀行の長期金利を参考に決められますが、それぞれの努力によって違いが出てきます。

固定金利と変動金利の2種類があり、固定は借り入れを始めた時の金利が返済まで続くものです。金利が安い時に組んでおいて、その後上昇しても変わらないと言うメリットがあります。デメリットとしては、変動よりも高い設定になっていると言うことです。

変動金利は定期的に見直しが行われて、金利が変動すると言う特徴があります。借り入れる時に金利が高く、その後低くなる可能性がある時には有利です。そのためその時の最低金利で組むことが可能です。中でもネット銀行は、店舗を持つ銀行と比較して、低い金利で組むことが可能です。金利が低いと言うことは、返済総額が安く済むと言うことです。住宅のような総額が大きい時には顕著に影響してきます。また、返済期間が長くなればそれだけ支払うべき金利は増えることになります。少しでも少ない予算で住宅ローンを組みたいならば、金利の安いところを探した方が得と言えます。

ネット銀行と他の銀行を比較すると変動金利での違いがあることがわかります。明らかにネット銀行の方が安い傾向を示しています。もし住宅を購入しようとして4,000万円の借り入れを考えた場合、約0.3%の差で総額250万程度の多く払わなければいけなくなる。決して無視できる差額ではなく、銀行選びが重要と言うことがわかります。

ネット銀行がそれだけ有利な条件を提示できる理由として、手続きがネット上で行われる点があります。実店舗を持たないことで費用を抑えているため、対面での手続きができません。大きな金額を借り入れる時には少し不安になる人もいるでしょう。

もう一つが審査が厳しい部分があると言う点です。貸す側もリスクを少しでも減らしておきたいため、ネット銀行の審査基準では最低年収の設定が高めです。そのため他の銀行で問題なく借り入れできる人が、ネット銀行では断られることもあります。金利の設定も種類が少ないため、審査に通りにくいと言うデメリットがあります。